ジブンゴトSDGsの第2回、3回は
「持続可能なまちづくりのルール」
講師は渋谷区議会の神薗まちこさんです。
渋谷区が立ち向かう落書き問題。
落書き⇔アートを紐解き、どうしたらみんなが気持ちよくなるのかを
傍嶋 賢さんが提唱した「clean & art」という事例を通して考えていきました。
なるほど、こうやって「持続可能」な仲間づくりができるのか。
とてもわかりやすくて、目鱗でした。
誰かひとりが喜ぶようなことでももちろんいけないし、誰かが誰かのためにやるだけだと持続不可能になりやすい。。。
だからみんながジブンゴトとして捉え、自分のために自分でできることをやっていくことが結果、地球全体をよくしていくのだなぁ、と思いました。
そして他の人ができることを尊重し、できることを協働していく。
これはSDGs講座すべてに繋がることなのです。
まさに最初にふさわしい講座だったと思います。
2回目の講座は、みんなが考えるまちの困りごとを持ち寄ることから始まりました。
とにかくTUMUGUのオンライン講座はどの講師の方もびっくりするくらい発言したり
質問できるのが特徴です。
2回目はワークショップ形式でしたので、さらに盛り上がりました。
結局みんなで
「まちの迷子をなくすには?」という問題に向かい解決策を考えました。
さて、ではどうしたら本当にまちのルールを変えられるのでしょうか?
そこで、小学生がまちのルールを変えたという実例をもとに、ルールの変え方を学びました。
そして、早速自分たちで5W1Hをはっきりさせながら解決法を見出していく練習をしました。
その結果、
各地にドローンを待機させておき、近くの電信柱のスイッチで呼び寄せて、ドローンが連れて行ってくれる。
市民、区民全員にスマホを支給する。
電子看板を設置する
などなどたくさんの解決法を出し合いました。
とにかく数を出すのが大事!
そこから5W1Hを考えていくうちに新しい問題にぶち当たったり、輪郭がはっきり見えてきたりします。
誰がやるのー?
誰がお金払うのー?
スマホの支給なんて無理だよー
反対意見も飛んできます。
いやいや、それがそんなに不可能な話じゃないんですよ。
だって実際に渋谷区で高齢者に向けて行われている対策だったのです。
こちらがみんなが出してくれたアイデアたち。
みんながまずは「考える」ということが大事!
自分はルール変えるなんて無理だ、なんて思っていた子どもたちも
この講座を通して、「いや、できるぞ!」と光が見えた気がします。
それはよりよい未来を作る原動力、つまり子どもたちを育てること。
本当に意義のあるSDGs講座だったと思います。
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